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Linux - テキスト操作

wc

ダブリューシー(テキスト処理とシェル

意味 行数・単語数・文字数を数える


wcとは?

wcコマンドは、テキストファイルやテキスト入力の行数、単語数、バイト数(または文字数)を数えるためのLinuxコマンドです。「Word Count」の略称です。

wcの具体的な使い方

行数、単語数、バイト数を表示する例

$ cat sample.txt
Hello, World!
This is a sample text.
It has three lines.

$ wc sample.txt

👇出力結果

3  9 61 sample.txt

この例では、sample.txtファイルの行数、単語数、バイト数を表示しています。オプションを指定しない場合、wcコマンドはこれらの情報をすべて表示します。

複数ファイルの単語数を比較する例

$ wc -w file1.txt file2.txt file3.txt

👇出力結果

100 file1.txt
150 file2.txt
200 file3.txt
450 合計

この例では、3つのファイル(file1.txt、file2.txt、file3.txt)の単語数を比較しています。-wオプションは単語数のみを表示することを指定しています。最後の行には合計の単語数が表示されます。

標準入力からの文字数カウント例

$ echo "Hello, how are you?" | wc -m

👇出力結果

21

この例では、echoコマンドの出力を標準入力としてwcコマンドに渡し、文字数をカウントしています。-mオプションは文字数を表示することを指定しています。改行文字も1文字としてカウントされます。

wcに関するよくある質問

Q. wcコマンドの基本的な使い方は?
A. wcコマンドの基本的な使い方は「wc ファイル名」です。これにより、指定したファイルの行数、単語数、バイト数が表示されます。オプションを使用することで、特定の情報のみを表示することもできます。
Q. 行数だけを数えるには?
A. -lオプションを使用します。例えば、「wc -l file.txt」とすることで、file.txtファイルの行数のみが表示されます。
Q. 複数のファイルを同時に処理?
A. wcコマンドは複数のファイルを同時に処理できます。例えば、「wc file1.txt file2.txt file3.txt」とすることで、各ファイルの情報と合計が表示されます。

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