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グレーターザン（テキスト処理とシェル）

意味出力リダイレクト

>とは？

'>'は、コマンドの出力を指定したファイルに書き込むためのLinuxのリダイレクト演算子です。既存のファイルがある場合は上書きされます。コマンドの結果をファイルに保存したい時に便利です。

>の具体的な使い方

ファイルへの出力リダイレクト

$ echo 'Hello, World!' > output.txt
$ cat output.txt

👇出力結果

Hello, World!

echo コマンドの出力を output.txt ファイルにリダイレクトします。cat コマンドでファイルの内容を確認します。

コマンド出力のファイル保存

$ ls -l /etc > file_list.txt
$ head -n 3 file_list.txt

👇出力結果

total 1088
drwxr-xr-x  3 root root    4096 May 15 10:30 acpi
drwxr-xr-x  3 root root    4096 May 15 10:30 alternatives

/etc ディレクトリの詳細なファイルリストを file_list.txt に保存し、head コマンドで最初の3行を表示します。

>に関するよくある質問

Q. > と >> の違いは？

A. > はファイルを上書きしますが、>> はファイルの末尾に追記します。> は既存の内容を消去してしまうので注意が必要です。

Q. > を使うときの注意点は？

A. 既存のファイルがある場合、その内容が完全に上書きされてしまうので、重要なファイルを誤って上書きしないよう注意が必要です。

Q. > の後のファイルが存在しない場合は？

A. ファイルが存在しない場合、新しくファイルが作成されます。これは新しいファイルを作成する簡単な方法としても使えます。

>が学べる書籍の紹介

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