&>

アンパサンドグレーターザン（テキスト処理とシェル）

意味全出力をファイルへ

&>とは？

&>は、Linuxシェルで使用されるリダイレクト演算子です。コマンドの標準出力と標準エラー出力の両方を同じファイルにリダイレクトします。これにより、すべての出力を一つのファイルにまとめて保存できます。

&>の具体的な使い方

標準出力とエラー出力の併合

$ echo "正常な出力" &> output.log
$ echo "エラーメッセージ" >&2 &>> output.log
$ cat output.log

👇出力結果

正常な出力
エラーメッセージ

この例では、標準出力とエラー出力の両方をoutput.logファイルにリダイレクトしています。最初のコマンドは標準出力を、2番目のコマンドは標準エラー出力をファイルに書き込みます。最後にcatコマンドでファイルの内容を表示します。

&>に関するよくある質問

Q. &>と>の違いは何ですか？

A. &>は標準出力と標準エラー出力の両方をリダイレクトしますが、>は標準出力のみをリダイレクトします。エラー出力を含めたい場合は&>を使用します。

Q. &>は既存のファイルを上書きしますか？

A. はい、&>は既存のファイルを上書きします。追記したい場合は&>>を使用してください。

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