bash
バッシュ(テキスト処理とシェル)
意味 広く使われるシェル
bashとは?
bashは「Bourne Again SHell」の略で、LinuxやUnixシステムで最も広く使われているコマンドラインインターフェース(シェル)です。ユーザーとオペレーティングシステムの間で対話を可能にし、スクリプトの実行も行えます。
bashの具体的な使い方
基本的なスクリプト例
#!/bin/bash
echo "Hello, World!"
for i in {1..5}
do
echo "Count: $i"
done
👇出力結果
Hello, World!
Count: 1
Count: 2
Count: 3
Count: 4
Count: 5
この例は基本的なbashスクリプトを示しています。最初の行の#!/bin/bashはシバンと呼ばれ、このスクリプトをbashで実行することを示します。次に「Hello, World!」を出力し、その後forループを使って1から5までカウントアップしながら各数字を表示します。
変数の使用例
#!/bin/bash
name="Alice"
age=25
echo "名前: $name"
echo "年齢: $age歳"
current_date=$(date +"%Y-%m-%d")
echo "今日の日付: $current_date"
👇出力結果
名前: Alice
年齢: 25歳
今日の日付: 2023-06-01
この例では、bashでの変数の定義と使用方法を示しています。文字列型の変数nameと数値型の変数ageを定義し、それらの値を表示しています。また、コマンド置換$(...)を使用して、current_date変数に現在の日付を格納し、表示しています。
条件分岐の例
#!/bin/bash
age=18
if [ $age -ge 20 ]
then
echo "成人です"
elif [ $age -ge 18 ]
then
echo "18歳以上ですが、20歳未満です"
else
echo "未成年です"
fi
👇出力結果
18歳以上ですが、20歳未満です
この例では、bashでの条件分岐(if-elif-else文)の使用方法を示しています。年齢(age変数)に基づいて、異なるメッセージを表示します。条件式は[ ]で囲み、数値の比較には-ge(以上)などの比較演算子を使用します。
bashに関するよくある質問
bashが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Linuxのbashやfmt、2>、sed、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Linuxを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Linuxはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!