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Linux - スクリプト実行

source

ソース(シェル環境設定

意味 シェルスクリプトの実行


sourceとは?

sourceはLinuxシェルで使用するコマンドで、指定したファイルの内容を現在のシェル環境で直接実行します。主にシェルスクリプトや設定ファイルを読み込んで、その内容を現在のシェルセッションに適用するのに使用されます。

sourceの具体的な使い方

設定ファイル読込例

$ echo 'alias ll="ls -l"' > ~/.my_aliases
$ source ~/.my_aliases
$ ll

👇出力結果

total 0
drwxr-xr-x 2 user user 60 May 15 10:00 Documents
drwxr-xr-x 2 user user 60 May 15 10:00 Downloads
drwxr-xr-x 2 user user 60 May 15 10:00 Pictures

この例では、まず新しいエイリアスを定義した.my_aliasesファイルを作成し、sourceコマンドでそれを読み込んでいます。その後、新しく定義したllエイリアスを使用しています。これにより、ファイルに定義したエイリアスがすぐに使用可能になります。

sourceに関するよくある質問

Q. sourceと./の違いは何ですか?
A. sourceはスクリプトを現在のシェル環境で実行し、環境変数の変更が現在のセッションに反映されます。一方、./(ドット・スラッシュ)はスクリプトを新しいサブシェルで実行するため、環境変数の変更は現在のセッションには影響しません。
Q. sourceの別名はありますか?
A. はい、多くのシェルでは'.'(ドット)がsourceの別名として使用できます。例えば、'source config.sh'の代わりに'. config.sh'と書くことができます。
Q. sourceはどんな時に使うべきですか?
A. sourceは主に以下の場合に使用します:1) シェルの設定ファイル(.bashrcなど)の変更を即座に反映させたい時、2) スクリプト内で環境変数や関数を定義し、現在のシェルセッションで使用したい時、3) プロジェクト固有の環境設定を読み込む時。

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