history
ヒストリー(テキスト処理とシェル)
意味 過去のコマンドを表示
historyとは?
historyはLinuxで使用されるコマンドで、ユーザーが以前に入力したコマンドの履歴を表示します。これにより、過去に実行したコマンドを簡単に再利用したり、作業の記録を確認したりすることができます。
historyの具体的な使い方
履歴表示例
$ history | tail -n 5
👇出力結果
1001 ls -l
1002 cd ドキュメント
1003 grep 'エラー' ログ.txt
1004 git status
1005 history | tail -n 5
この例では、コマンド履歴の最後の5つのエントリを表示します。historyコマンドで全履歴を取得し、それをtailコマンドに渡して最後の5行だけを表示しています。
履歴検索例
$ history | grep 'apt'
👇出力結果
857 sudo apt update
858 sudo apt upgrade
932 apt list --upgradable
975 sudo apt install nginx
この例では、履歴の中から'apt'というキーワードを含むコマンドを検索します。パッケージ管理に関連するコマンドの使用履歴を確認する際に便利です。
コマンド再実行例
$ !apt
👇出力結果
sudo apt install nginx
nginx パッケージを更新しています...
完了しました。
最後に実行した'apt'で始まるコマンドを再実行します。これは頻繁に使用するコマンドを素早く再実行する際に便利です。
historyに関するよくある質問
historyが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Linuxのhistoryやpatch、{}、grep、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Linuxを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Linuxはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!