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Linux - システム情報表示

uptime

アップタイム(システムモニタリングとトラブルシューティング

意味 システムの稼働時間を表示


uptimeとは?

uptimeは、システムが起動してからの経過時間や、現在のシステム負荷を表示するLinuxコマンドです。システムの安定性や負荷状況を簡単に確認できます。

uptimeの具体的な使い方

システムの稼働時間と負荷を表示

$ uptime

👇出力結果

10:15:35 up 7 days, 2:03,  3 users,  load average: 0.52, 0.58, 0.59

このコマンドは、現在の時刻、システムの稼働時間、ログインユーザー数、そして過去1分、5分、15分間の平均システム負荷を表示します。システムの安定性や負荷状況を簡単に確認できます。

稼働時間のみを簡潔に表示

$ uptime -p

👇出力結果

up 7 days, 2 hours, 3 minutes

'-p'オプションを使用すると、システムの稼働時間のみを人間が読みやすい形式で表示します。長期間稼働しているサーバーの状態確認に便利です。

uptimeに関するよくある質問

Q. load averageとは何?
A. load averageは、システムの負荷を示す指標です。過去1分、5分、15分間の平均実行待ちプロセス数を表します。値が高いほど、システムが混雑していることを意味します。一般的に、プロセッサのコア数を超えない値が理想的です。
Q. uptimeの結果を短く表示?
A. uptimeコマンドに-pオプションを付けると(uptime -p)、稼働時間のみを人間が読みやすい形式で表示できます。例:'up 2 days, 3 hours, 45 minutes'
Q. 再起動せずに長時間稼働は?
A. 長時間の稼働自体は問題ありませんが、セキュリティアップデートの適用などのために定期的な再起動が推奨されます。ただし、高可用性が求められるサーバーでは、ダウンタイムを最小限に抑えるため、長期間の稼働が必要な場合もあります。

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