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Linux - システム情報表示

lsmem

エルエスメム(システムモニタリングとトラブルシューティング

意味 メモリ情報を詳細表示


lsmemとは?

lsmemは、システムのメモリ(RAM)に関する詳細な情報を表示するLinuxコマンドです。利用可能なメモリ、使用中のメモリ、メモリブロックの構成などの情報を見やすく整理して表示します。

lsmemの具体的な使い方

メモリ情報の表示

$ lsmem

👇出力結果

RANGE                                  SIZE  STATE REMOVABLE BLOCK
0x0000000000000000-0x00000000bfffffff  3G     online       no     0-2
0x0000000100000000-0x000000013fffffff  1G     online       yes    3

Memory block size:       1G
Total online memory:     4G
Total offline memory:    0B

このコマンドを実行すると、システムの全メモリ量、利用可能なメモリ量、メモリブロックのサイズと状態などの詳細情報が表示されます。システム管理者やユーザーがメモリリソースを確認する際に役立ちます。

サマリー情報の表示

$ lsmem --summary

👇出力結果

Memory block size:       1G
Total online memory:     4G
Total offline memory:    0B

このコマンドは、メモリ情報のサマリーを表示します。--summaryオプションを使用することで、詳細な情報ではなく、概要のみを確認できます。

lsmemに関するよくある質問

Q. lsmemの主な用途は?
A. lsmemの主な用途は、システムのメモリ(RAM)に関する詳細情報を表示することです。これには、全メモリ量、利用可能なメモリ量、メモリブロックの構成と状態などが含まれます。システム管理者やユーザーがメモリリソースの状態を確認したり、メモリの構成を分析したりする際に役立ちます。
Q. lsmemとfreeの違いは?
A. lsmemとfreeは両方ともメモリ情報を表示しますが、focus が異なります。lsmemはメモリの物理的な構成や状態に焦点を当てており、メモリブロックの詳細情報を提供します。一方、freeはシステムの現在のメモリ使用状況(空きメモリ、使用中メモリ、キャッシュなど)に焦点を当てています。lsmemはハードウェア構成の把握に、freeは実行時のメモリ使用状況の確認に適しています。
Q. lsmemでオフラインメモリとは?
A. lsmemの出力で表示される「オフラインメモリ」は、システムに物理的に存在するが、現在使用されていないメモリを指します。これは、システム管理者が意図的に無効にしたメモリや、ハードウェアの問題で一時的に利用できないメモリを含みます。オフラインメモリは、必要に応じてオンラインに切り替えて使用することができます。通常の運用では、ほとんどのメモリがオンライン状態であることが期待されます。

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