journalctl

ジャーナルシーティーエル（システムモニタリングとトラブルシューティング）

意味システムログ表示・管理

journalctlとは？

journalctlは、systemdのジャーナル（システムログ）を表示・管理するLinuxコマンドです。起動メッセージ、サービスのログ、カーネルメッセージなど、システム全体のログを一元管理し、効率的に検索・フィルタリングできます。

journalctlの具体的な使い方

特定サービスの今日のログを表示

$ journalctl -u nginx.service --since today

nginxサービスの今日のログを表示します。-uオプションでサービスを指定し、--sinceオプションで時間範囲を指定しています。

直近のブートからのログを表示

$ journalctl -b

システムの最後の起動以降のすべてのログエントリを表示します。これは、起動時の問題やエラーを診断する際に役立ちます。

特定のプロセスIDのログを表示

$ journalctl _PID=1234

プロセスID 1234に関連するすべてのログエントリを表示します。特定のプロセスの動作を詳細に調査する際に便利です。

journalctlが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Linuxのjournalctlやnetstat、uname、fuser、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。