tail

テイル（システムモニタリングとトラブルシューティング）

意味ファイル末尾の表示

tailとは？

tailは、ファイルの末尾部分を表示するLinuxコマンドです。主にログファイルの最新の内容を確認するのに使われます。'-f'オプションを使うと、ファイルのリアルタイムな更新も監視できます。

tailの具体的な使い方

ファイルの最後の10行を表示

$ tail -n 10 /var/log/syslog

/var/log/syslogファイルの最後の10行を表示します。システムログの最新の出来事を素早く確認するのに便利です。

ファイルの更新をリアルタイムで監視

$ tail -f /var/log/apache2/access.log

Apache2のアクセスログをリアルタイムで監視します。-fオプションにより、ファイルに新しい行が追加されるたびに表示が更新されます。ウェブサーバーのアクティビティをリアルタイムで確認する際に役立ちます。

複数ファイルの末尾を同時に表示

$ tail -n 5 /var/log/syslog /var/log/auth.log

システムログと認証ログの両方から最後の5行ずつを表示します。複数のログファイルを同時に確認する必要がある場合に便利です。各ファイルの内容は区別して表示されます。

tailが学べる書籍の紹介

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