rsync
アールシンク(ネットワーク)
意味 効率的なファイル同期ツール
rsyncとは?
rsyncは、ファイルやディレクトリを効率的に同期させるためのLinuxコマンドです。ネットワーク経由でファイルを転送する際に、変更があった部分のみを送信することで、高速な同期を実現します。
rsyncの具体的な使い方
ローカルディレクトリの同期
$ rsync -av /source/directory/ /destination/directory/
👇出力結果
sending incremental file list
./
file1.txt
file2.txt
subdir/
subdir/file3.txt
sent 1,234 bytes received 85 bytes 2,638.00 bytes/sec
total size is 10,000 speedup is 7.58
ローカルの2つのディレクトリ間でファイルを同期します。-aはアーカイブモード、-vは詳細出力を意味します。
リモートサーバーとの同期
$ rsync -avz -e ssh /local/directory/ user@remote:/remote/directory/
👇出力結果
sending incremental file list
./
file1.txt
file2.txt
subdir/
subdir/file3.txt
sent 2,345 bytes received 48 bytes 478.60 bytes/sec
total size is 20,000 speedup is 8.33
ローカルディレクトリの内容をリモートサーバーのディレクトリに同期します。-zは転送データの圧縮を行います。
特定のファイルを除外して同期
$ rsync -av --exclude='*.log' --exclude='temp/' /source/ /destination/
👇出力結果
sending incremental file list
./
file1.txt
file2.txt
subdir/
subdir/file3.txt
sent 1,567 bytes received 76 bytes 3,286.00 bytes/sec
total size is 15,000 speedup is 9.13
--excludeオプションを使用して、.logファイルとtempディレクトリを同期から除外します。
rsyncに関するよくある質問
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