lvm
エルブイエム(ストレージと設備管理)
意味 論理ボリューム管理
lvmとは?
LVM(Logical Volume Manager)は、Linuxのディスク管理システムです。複数の物理ディスクを一つの論理ボリュームとして扱うことができ、柔軟なディスク容量の管理や拡張が可能になります。
lvmの具体的な使い方
物理ボリュームの作成
$ sudo pvcreate /dev/sdb1 /dev/sdc1
echo "物理ボリュームを作成しました。"
$ sudo pvs
👇出力結果
物理ボリュームを作成しました。
PV VG Fmt Attr PSize PFree
/dev/sdb1 lvm2 --- 500.00g 500.00g
/dev/sdc1 lvm2 --- 500.00g 500.00g
この例では、/dev/sdb1と/dev/sdc1を物理ボリュームとして初期化し、その後作成された物理ボリュームの情報を表示します。
ボリュームグループの作成と論理ボリュームの作成
$ sudo vgcreate myvg /dev/sdb1 /dev/sdc1
echo "ボリュームグループを作成しました。"
$ sudo lvcreate -L 800G -n mylv myvg
echo "論理ボリュームを作成しました。"
$ sudo lvs
👇出力結果
ボリュームグループを作成しました。
論理ボリュームを作成しました。
LV VG Attr LSize Pool Origin Data% Meta% Move Log Cpy%Sync Convert
mylv myvg -wi-a----- 800.00g
この例では、先ほど作成した物理ボリュームを使ってmyvgという名前のボリュームグループを作成し、その中に800GBのmylvという名前の論理ボリュームを作成します。最後に作成された論理ボリュームの情報を表示します。
lvmに関するよくある質問
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