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Linux - ディスク管理

mkswap

エムケースワップ(ストレージと設備管理

意味 スワップ領域作成


mkswapとは?

mkswapは、Linuxでスワップ領域を作成するためのコマンドです。スワップ領域は、物理メモリ(RAM)が不足した時に一時的にデータを保存するための場所として使われます。

mkswapの具体的な使い方

スワップ領域の作成

$ sudo mkswap /dev/sdb2

👇出力結果

Setting up swapspace version 1, size = 2 GiB (2147483648 bytes)
no label, UUID=1234abcd-56ef-78gh-90ij-1234567890ab

この例では、/dev/sdb2というパーティションをスワップ領域として初期化しています。これにより、そのパーティションがメモリの拡張領域として使えるようになります。

ファイルをスワップ領域として作成

$ sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=1024
$ sudo chmod 600 /swapfile
$ sudo mkswap /swapfile

👇出力結果

Setting up swapspace version 1, size = 1024 MiB (1073741824 bytes)
no label, UUID=abcd1234-56ef-78gh-90ij-abcdef123456

この例では、まず1GBのファイルを作成し、適切な権限を設定した後、そのファイルをスワップ領域として初期化しています。これにより、パーティションを使わずにスワップ領域を追加できます。

mkswapに関するよくある質問

Q. mkswapの目的は?
A. mkswapは、指定したパーティションやファイルをスワップ領域として初期化するために使用します。スワップ領域は、物理メモリ(RAM)が不足した時に一時的にデータを保存するための場所として機能します。
Q. mkswap後の次のステップは?
A. mkswapでスワップ領域を作成した後、swaponコマンドを使ってそのスワップ領域を有効化する必要があります。例えば、'sudo swapon /dev/sdb2'のように実行します。
Q. 既存パーティションでmkswap可能?
A. 技術的には可能ですが、既存のパーティションでmkswapを実行すると、そのパーティション上のすべてのデータが失われます。そのため、空のパーティションか、データの損失を許容できるパーティションでのみ使用してください。

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