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Linux - ディスク管理

swapon

スワップオン(ストレージと設備管理

意味 スワップ領域の有効化


swaponとは?

swaponは、Linuxでスワップ領域を有効にするためのコマンドです。mkswapで作成したスワップ領域を実際に使用可能な状態にします。

swaponの具体的な使い方

スワップ領域の有効化

$ sudo swapon /dev/sdb2

この例では、/dev/sdb2というパーティションのスワップ領域を有効にしています。これにより、システムはメモリが不足した時にこの領域を使ってメモリを拡張できるようになります。

すべてのスワップ領域の表示

$ sudo swapon --show

👇出力結果

NAME      TYPE      SIZE   USED PRIO
/dev/sda2 partition   2G     0B   -2
/swapfile file        1G     0B   -3

この例では、現在システムで使用中のすべてのスワップ領域の情報を表示します。デバイス名、タイプ、サイズ、使用量、優先度などの情報が確認できます。

ファイルをスワップ領域として有効化

$ sudo swapon /swapfile

この例では、/swapfileというファイルをスワップ領域として有効にしています。mkswapで初期化したファイルをスワップ領域として使用する際に利用します。

swaponに関するよくある質問

Q. swaponの役割は?
A. swaponは、指定したスワップ領域(パーティションやファイル)を有効化し、システムがそれを使用できるようにするコマンドです。mkswapで作成したスワップ領域を実際に使用可能な状態にします。
Q. swaponを使うタイミングは?
A. 一般的に、システム起動時に自動的にスワップ領域が有効化されますが、新しいスワップ領域を追加した場合や、手動でスワップを管理する場合にswaponを使用します。
Q. swaponの逆操作は?
A. swaponの逆操作はswapoffです。例えば、'sudo swapoff /dev/sdb2'のように使用して、特定のスワップ領域を無効化できます。

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