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Linux - コンパイラ

g++

ジープラスプラス(開発ツール

意味 C++コンパイラ


g++とは?

g++は、GNU Compiler Collectionの一部で、主にC++言語のプログラムをコンパイルするためのツールです。C++のソースコードを機械語に変換し、実行可能なファイルを生成します。Linuxシステムで広く使用されており、無料で利用できるオープンソースのコンパイラです。

g++の具体的な使い方

C++プログラムのコンパイルと実行

$ cat << EOF > hello.cpp
#include <iostream>

int main() {
    std::cout << "Hello, C++!" << std::endl;
    return 0;
}
EOF

$ g++ hello.cpp -o hello
$ ./hello

👇出力結果

Hello, C++!

この例では、簡単なHello WorldプログラムをC++で作成し、g++を使用してコンパイルします。その後、生成された実行ファイルを実行します。

特定のC++規格を指定してコンパイル

$ g++ -std=c++17 modern.cpp -o modern

-stdオプションを使用して特定のC++規格を指定してコンパイルします。この例ではC++17規格を使用しています。

最適化オプションを使用したコンパイル

$ g++ -O2 performance.cpp -o performance

-O2オプションを使用して最適化レベル2でコンパイルします。これにより、実行速度が向上する可能性があります。

g++に関するよくある質問

Q. g++でC++の規格を指定するには?
A. -std=c++11, -std=c++14, -std=c++17 などのオプションを使用して、特定のC++規格を指定できます。
Q. g++でヘッダファイルの場所指定は?
A. -I オプションを使用してヘッダファイルの検索パスを追加できます。例:g++ -I/path/to/headers file.cpp
Q. g++でライブラリをリンクするには?
A. -l オプションを使用してライブラリをリンクできます。例:g++ file.cpp -lm でmath.hライブラリをリンクします。

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