undefined
アンディファインド(データ型)
意味 値を持っていない
undefinedとは?
変数が値を持っていないことを示す値。
undefinedの具体的な使い方
未初期化の変数がundefinedを持つ例
let noValue;
console.log('noValue:', noValue);
console.log('typeof noValue:', typeof noValue);
👇出力結果
noValue: undefined
typeof noValue: undefined
変数を宣言だけして初期化せず、その値と型を確認します。
初期化された変数とundefinedの比較
let definedValue = 10;
console.log('definedValue:', definedValue);
console.log('typeof definedValue:', typeof definedValue);
👇出力結果
definedValue: 10
typeof definedValue: number
変数に値を代入し、その値と型を確認します。
undefinedとの比較例
let noValue;
let definedValue = 10;
console.log('noValue === undefined:', noValue === undefined);
console.log('definedValue === undefined:', definedValue === undefined);
👇出力結果
noValue === undefined: true
definedValue === undefined: false
初期化されていない変数と初期化された変数をundefinedと比較します。
関数の引数がundefinedかチェックする例
function greet(name) {
if (name === undefined) {
console.log('こんにちは、名無しさん!');
} else {
console.log('こんにちは、' + name + 'さん!');
}
}
greet();
greet('太郎');
greet(undefined);
👇出力結果
こんにちは、名無しさん!
こんにちは、太郎さん!
こんにちは、名無しさん!
関数の引数がundefinedかどうかをチェックし、適切な挨拶を表示します。
デフォルト引数を使用した例
function greetWithDefault(name = '名無し') {
console.log('こんにちは、' + name + 'さん!');
}
greetWithDefault();
greetWithDefault('花子');
👇出力結果
こんにちは、名無しさん!
こんにちは、花子さん!
デフォルト引数を使用して、引数が渡されなかった場合のデフォルト値を設定します。
undefinedを使った入力フォームの検証例
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<form id="userForm">
<input type="text" id="nameInput" placeholder="名前を入力">
<input type="number" id="ageInput" placeholder="年齢を入力">
<button type="submit">送信</button>
</form>
<p id="result"></p>
<script>
const form = document.getElementById('userForm');
const nameInput = document.getElementById('nameInput');
const ageInput = document.getElementById('ageInput');
const result = document.getElementById('result');
form.addEventListener('submit', function(event) {
event.preventDefault();
const name = nameInput.value || undefined;
const age = ageInput.value ? parseInt(ageInput.value) : undefined;
if (name === undefined || age === undefined) {
result.textContent = '名前と年齢を入力してください。';
} else {
result.textContent = `名前: ${name}, 年齢: ${age}`;
}
});
</script>
</body>
</html>
フォームの入力値がない場合にundefinedを使用し、入力の有無をチェックします。未入力の場合はエラーメッセージを表示し、入力がある場合は値を表示します。
undefinedに関するよくある質問
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