Number.parseInt()

ナンバー・パースインティジャー（組み込みオブジェクト）

意味文字列を整数に変換

Number.parseInt()とは？

`Number.parseInt()`メソッドは、文字列を整数に変換します。

Number.parseInt()の具体的な使い方

基本的な整数変換と基数指定の例

console.log(Number.parseInt('42'));
console.log(Number.parseInt('42.75'));
console.log(Number.parseInt('42px'));
console.log(Number.parseInt('101', 2));
console.log(Number.parseInt('FF', 16));

👇出力結果

この例では、様々な文字列をNumber.parseInt()を使って整数に変換します。また、2進数や16進数の文字列を10進数の整数に変換する例も示しています。

異なる基数での変換例

const binaryString = '1010';
const octalString = '52';
const hexString = '2A';

console.log(Number.parseInt(binaryString, 2));
console.log(Number.parseInt(octalString, 8));
console.log(Number.parseInt(hexString, 16));

👇出力結果

10
42
42

この例では、2進数、8進数、16進数の文字列を10進数の整数に変換します。基数を正しく指定することで、適切に変換されます。

Number.parseInt()に関するよくある質問

Q. 小数点がある場合どうなる？

A. 小数点以下は切り捨てられ、整数部分のみが返されます。例えば、'42.75'は42になります。

Q. 文字列に数字以外が含まれる場合は？

A. 数字で始まる場合、最初の連続した数字部分のみが変換されます。数字以外で始まる場合はNaNを返します。

Q. 第二引数の基数とは何ですか？

A. 第二引数で基数（2~36）を指定できます。省略時は10進数として解釈されます。例：Number.parseInt('1010', 2)は10（2進数の1010）を返します。

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