Clipboard API

クリップボードエーピーアイ（API & Web機能）

意味クリップボードの読み書き

Clipboard APIとは？

Clipboard APIは、クリップボードにアクセスし、テキストや画像などのデータを読み書きするためのAPIです。

Clipboard APIの具体的な使い方

クリップボードにテキストを書き込む例

<button onclick='clipboardWriteExample()'>クリップボードに書き込む</button>
<script>
function clipboardWriteExample() {
  navigator.clipboard.writeText('こんにちは、Clipboard API!').then(() => {
    alert('クリップボードにテキストが書き込まれました');
  }).catch(err => {
    alert('エラーが発生しました: ' + err);
  });
}
</script>

ボタンをクリックすると、'こんにちは、Clipboard API!'というテキストをクリップボードに書き込みます。成功時にはアラートで通知し、エラーが発生した場合はその内容をアラートで表示します。

クリップボードからテキストを読み取る例

<button onclick='clipboardReadExample()'>クリップボードから読み取る</button>
<div id='result'></div>
<script>
function clipboardReadExample() {
  navigator.clipboard.readText()
    .then(text => {
      document.getElementById('result').textContent = 'クリップボードの内容: ' + text;
    })
    .catch(err => {
      document.getElementById('result').textContent = '読み取りエラー: ' + err;
    });
}
</script>

ボタンをクリックすると、クリップボードからテキストを読み取り、結果を画面に表示します。エラーが発生した場合はエラーメッセージを表示します。

Clipboard APIに関するよくある質問

Q. Clipboard APIの使用に制限は？

A. セキュリティ上の理由から、ユーザーのアクションや許可が必要な場合があります。また、HTTPSでの使用が推奨されます。

Q. テキスト以外も扱えますか？

A. はい、Clipboard APIは画像やその他のデータ形式も扱えますが、ブラウザの対応状況に注意が必要です。

Q. 古いブラウザでの代替手段は？

A. document.execCommand('copy')やdocument.execCommand('paste')を使用できますが、非推奨であり、将来的に削除される可能性があります。

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