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Ruby - 演算子

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パイプ(言語の基礎

意味 ビット単位のOR演算子


|とは?

|は、ビット単位のOR演算子です。2つの整数のビット表現を比較し、少なくとも一方のビットが1の場合に結果のビットが1になります。ビット操作やフラグの設定に使用されます。

|の具体的な使い方

ビット単位ORの基本的な使用例

# 5(二進数: 0101)と 3(二進数: 0011)のビット単位OR
result = 5 | 3
puts "5 | 3 = #{result}"
puts "二進数表現: #{result.to_s(2).rjust(4, '0')}"

👇出力結果

5 | 3 = 7
二進数表現: 0111

この例では、5と3のビット単位ORを行います。結果は7(二進数で0111)になります。各ビット位置で、少なくとも一方が1であれば結果も1になります。

フラグの組み合わせ

# フラグの定義
READ = 4    # 100 (二進数)
WRITE = 2   # 010 (二進数)
EXECUTE = 1 # 001 (二進数)

# 読み取りと書き込み権限の組み合わせ
permissions = READ | WRITE
puts "権限: #{permissions}"
puts "二進数表現: #{permissions.to_s(2).rjust(3, '0')}"

👇出力結果

権限: 6
二進数表現: 110

ビット単位ORはフラグの組み合わせによく使用されます。この例では、ファイルシステムの権限を表現しています。READ(読み取り)とWRITE(書き込み)権限を組み合わせて新しい権限を作成しています。

|に関するよくある質問

Q. |演算子の主な用途は?
A. ビット単位のOR演算やフラグの設定に使用されます。複数のフラグを組み合わせる際に便利です。
Q. |と||の違いは何ですか?
A. |はビット単位のOR演算子で整数に対して使用し、||は論理OR演算子で真偽値に対して使用します。
Q. |演算子は文字列にも使えますか?
A. いいえ、|演算子は整数のビット操作専用です。文字列には使用できません。

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