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キャレット(演算子)
意味 ビット単位のXOR演算子
^とは?
^(キャレット)は、Rubyでビット単位のXOR(排他的論理和)演算を行うための演算子です。二つの整数のビット表現を比較し、対応するビットが異なる場合に1、同じ場合に0を返します。
^の具体的な使い方
ビット単位XORの基本的な使用例
# 5(二進数: 0101)と 3(二進数: 0011)のビット単位XOR
result = 5 ^ 3
puts "5 ^ 3 = #{result}"
puts "二進数表現: #{result.to_s(2).rjust(4, '0')}"
👇出力結果
5 ^ 3 = 6
二進数表現: 0110
この例では、5と3のビット単位XOR(排他的論理和)を行います。結果は6(二進数で0110)になります。各ビット位置で、ビットが異なる場合に1、同じ場合に0になります。
XORを使った簡単な暗号化と復号化
# 暗号化と復号化のキー
key = 0b1010
# 暗号化する文字のASCIIコード
original = 'A'.ord
puts "元の文字: A (ASCII: #{original})"
# XORで暗号化
encrypted = original ^ key
puts "暗号化後: #{encrypted}"
# XORで復号化
decrypted = encrypted ^ key
puts "復号化後: #{decrypted.chr} (ASCII: #{decrypted})"
👇出力結果
元の文字: A (ASCII: 65)
暗号化後: 75
復号化後: A (ASCII: 65)
XOR演算子は簡単な暗号化にも使えます。同じキーでXOR演算を2回行うと元の値に戻るという性質を利用しています。この例では、'A'を暗号化し、その後で復号化しています。
^に関するよくある質問
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