yield
イールド(関数とクラス)
意味 値を順に返す
yieldとは?
yield文は、関数から値を一つずつ順番に返すときに使います。yield文を含む関数は、ジェネレータと呼ばれ、大量のデータを扱う際に効率的に処理できます。
yieldの具体的な使い方
フィボナッチ数列を生成するジェネレータ
def fibonacci(n):
a, b = 0, 1
for _ in range(n):
yield a
a, b = b, a + b
for num in fibonacci(10):
print(num, end=' ')
👇出力結果
0 1 1 2 3 5 8 13 21 34
yieldを使用して、フィボナッチ数列を生成するジェネレータを定義しています。このジェネレータは、指定された数(n)だけフィボナッチ数列の要素を順番に生成します。
大きなファイルを1行ずつ読み込む例
def read_large_file(file_path):
with open(file_path, 'r') as file:
for line in file:
yield line.strip()
# 使用例(実際のファイルパスに置き換えてください)
for line in read_large_file('large_file.txt'):
print(line[:50]) # 各行の最初の50文字を表示
yieldを使用して、大きなファイルを1行ずつ効率的に読み込むジェネレータを定義しています。これにより、ファイル全体をメモリに読み込むことなく、1行ずつ処理することができます。
yieldに関するよくある質問
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