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Python - シーケンス型

range

レンジ(データ型

意味 数値の連続した列を作成


rangeとは?

rangeは、指定した範囲の連続した整数を生成するデータ型です。主にfor文と組み合わせて、特定の回数だけ処理を繰り返したい場合に使用します。

rangeの具体的な使い方

rangeの基本的な使い方

# 0から4までの数列を生成
print('0から4までの数列:')
for i in range(5):
    print(i, end=' ')
print()  # 改行

# 1から5までの数列を生成
print('1から5までの数列:')
for i in range(1, 6):
    print(i, end=' ')
print()  # 改行

# 2から10までの偶数を生成
print('2から10までの偶数:')
for i in range(2, 11, 2):
    print(i, end=' ')
print()  # 改行

# 10から1までの逆順の数列を生成
print('10から1までの逆順の数列:')
for i in range(10, 0, -1):
    print(i, end=' ')
print()  # 改行

👇出力結果

0から4までの数列:
0 1 2 3 4 
1から5までの数列:
1 2 3 4 5 
2から10までの偶数:
2 4 6 8 10 
10から1までの逆順の数列:
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 

この例では、rangeの基本的な使い方を示しています。range(stop)、range(start, stop)、range(start, stop, step)の3つの形式を使用して、様々な数列を生成する方法を説明しています。

rangeの応用例

# リストの作成にrangeを使用
numbers = list(range(1, 11))
print(f'1から10までの数字のリスト: {numbers}')

# 文字列の繰り返し
for _ in range(3):
    print('Hello!', end=' ')
print()  # 改行

# インデックスと要素を同時に取得
fruits = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ']
for i, fruit in enumerate(fruits):
    print(f'{i+1}番目のフルーツ: {fruit}')

# rangeを使用した条件付きリスト内包表記
squares = [x**2 for x in range(1, 6) if x % 2 == 1]
print(f'1から5までの奇数の二乗: {squares}')

👇出力結果

1から10までの数字のリスト: [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
Hello! Hello! Hello! 
1番目のフルーツ: りんご
2番目のフルーツ: バナナ
3番目のフルーツ: オレンジ
1から5までの奇数の二乗: [1, 9, 25]

この例では、rangeのより高度な使用方法を示しています。リストの作成、ループの繰り返し回数の制御、enumerate関数との組み合わせ、リスト内包表記での使用など、rangeの様々な応用例を説明しています。

rangeに関するよくある質問

Q. rangeの引数の意味は?
A. range(stop)は0からstop-1までの数列、range(start, stop)はstartからstop-1までの数列、range(start, stop, step)はstartからstopまでstep間隔の数列を生成します。
Q. rangeはメモリを大量に使う?
A. いいえ、rangeオブジェクトは効率的です。必要な値だけを生成し、大きな数列でもメモリを節約します。
Q. 負の数でrangeを使えますか?
A. はい、可能です。例えば、range(5, 0, -1)は5から1までの降順の数列を生成します。

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