memoryview
メモリビュー(データ型)
意味 データのメモリ上への参照
memoryviewとは?
memoryviewは、オブジェクトのメモリ上の表現への参照を扱うデータ型です。大きなデータのコピーを避けて効率的に処理する場合に使用します。
memoryviewの具体的な使い方
memoryviewの使用と効率的なデータ操作
import time
# 大きなbytearrayを作成
data = bytearray(b'a' * 10**7) # 10MB
# memoryviewを使用しない場合
start = time.time()
data_copy = data[:]
data_copy[0] = ord('b')
end = time.time()
print(f"memoryviewなし: {end - start:.6f}秒")
# memoryviewを使用する場合
start = time.time()
view = memoryview(data)
view[0] = ord('c')
end = time.time()
print(f"memoryviewあり: {end - start:.6f}秒")
print(f"先頭の要素: {view[0]}")
print(f"データの長さ: {len(view)}")
👇出力結果
memoryviewなし: 0.034521秒
memoryviewあり: 0.000002秒
先頭の要素: 99
データの長さ: 10000000
この例では、大きなbytearrayに対して、memoryviewを使用する場合と使用しない場合の処理時間を比較しています。memoryviewを使用すると、大きなデータのコピーを避けられるため、より効率的に処理できます。
memoryviewに関するよくある質問
memoryviewが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Pythonのmemoryviewやlist、bool、float、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Pythonを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Pythonはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!