self
セルフ(関数とクラス)
意味 自分自身のオブジェクト
selfとは?
selfは、クラスのメソッド内で、そのメソッドが属するオブジェクト自身を参照するために使います。クラスの属性にアクセスしたり、他のメソッドを呼び出す際に使用します。
selfの具体的な使い方
インスタンス変数の使用例
class Person:
def __init__(self, name, age):
self.name = name
self.age = age
def introduce(self):
return f'私の名前は{self.name}で、{self.age}歳です。'
person = Person('山田太郎', 30)
print(person.introduce())
👇出力結果
私の名前は山田太郎で、30歳です。
Personクラスでは、selfを使用してインスタンス変数(name、age)を定義し、それらにアクセスしています。introduceメソッド内でselfを使って、そのインスタンスの名前と年齢を参照しています。
メソッド内での他のメソッド呼び出し
class Calculator:
def __init__(self, value):
self.value = value
def add(self, x):
self.value += x
def subtract(self, x):
self.value -= x
def calculate(self, x, y):
self.add(x)
self.subtract(y)
return self.value
calc = Calculator(10)
result = calc.calculate(5, 3)
print(f'計算結果: {result}')
👇出力結果
計算結果: 12
Calculatorクラスでは、calculateメソッド内でself.addとself.subtractを使って他のメソッドを呼び出しています。これにより、同じインスタンス内の他のメソッドを利用できます。
selfに関するよくある質問
selfが学べる書籍の紹介
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